ストームエメラルダ 注目カードまとめ
2026年7月31日発売の拡張パック「ストームエメラルダ」の注目カードを解説。メガレックウザex・メガカラマネロex・メガグソクムシャex・ヨワシex・ぼうけんのランタンなど、環境を動かしそうなカードの効果と使い方をまとめています。
ストームエメラルダとは
2026年7月31日(木)発売の拡張パック「ストームエメラルダ」は、MEGAシリーズの最新弾です。ルビー・サファイアのラスボス的存在だったレックウザがメガシンカして登場ということや、レックウザ自体が非常に人気ポケモンということもあり、発表直後からかなり盛り上がりを見せ、発売後も注目を集めています。
メガレックウザex — パックの目玉
特性
はじゃのほうこう
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の山札を上から4枚見て、その中から基本エネルギーを1枚選び、このポケモンにつける。残りはウラにして切り、山札の下に戻す。
ワザ
ストームエメラルダ
自分のベンチポケモン全員についている炎エネルギーと雷エネルギーの合計の数×50ダメージ。
ベンチのエネルギー枚数がそのままダメージになるスケール型のアタッカーです。出した瞬間に特性でエネルギーをつけられるのが地味に強く、ワザのコスト問題をある程度自己解決できます。
単純計算でベンチ5体に10枚乗れば500ダメージですが、現実的には200〜300ダメージ帯をコンスタントに狙えるかどうかがポイントになりそうです。エネルギー加速手段をどれだけ厚くできるかで評価が変わるカードだと思います。
ファイアローex
特性
エキサイトダイブ
場に無色タイプのメガシンカexがいる場合、このカードを手札からベンチに出すことができる。
ワザ
かぎづめハント — 150ダメージ
自分の山札から最大2枚を選んで手札に加える。
メガレックウザexが場にいれば進化なしでベンチに飛び出せるのが強みです。非常に早い段階でベンチに出せる可能性があるため強力なカードです。
2エネ150ダメージ+好きなカードを2枚持ってこれる点も汎用性が高く、メガレックウザex以外のデッキにも採用される可能性がありそうです。
メガカラマネロex
ワザ
サイコマリオネット
相手のベンチポケモンの数×70ダメージ。
ワザ
ぶきみなねんぱ — 200ダメージ
相手のバトルポケモンをこんらん状態にする。
メガレックウザexとは対照的に、相手のベンチを展開させれば展開させるほど火力が上がるアタッカーです。相手が5体展開した状態ならサイコマリオネットで350ダメージと凄まじい数値になりますが、現実的には相手がベンチを絞って対策してくるため、3〜4体(210〜280ダメージ)を安定して取れるかどうかがポイントになりそうです。
ぶきみなねんぱは安定した200打点+こんらんで守りを固めながら戦える点が魅力です。相手のベンチが少ない局面ではこちらに切り替えるといった使い分けができるのもよく、2つのワザの使い分けがゲームの肝になるカードだと思います。メガレックウザexと異なり悪タイプのため、同じデッキで共生はできませんが、このパックで独自の方向性を持ったもう1枚の看板カードになりそうです。
ヤミラミ
ワザ
おびきだす
相手の山札を上から5枚表にする。その中のたねポケモンを、好きなだけ相手のベンチに出す。残りは山札に戻してシャッフルする。
ワザ
ふきつなめ
相手のポケモン1匹にダメカン5個をのせる。
「おびきだす」は相手の山札からたねポケモンを強制的にベンチに出す珍しいワザです。相手のベンチを埋めることでメガカラマネロexのサイコマリオネットの火力を底上げするので、メガカラマネロexデッキでのシナジーが期待できます。また相手の山札を5枚めくるため、デッキ内容の確認にもなります。
たねポケモンなので取り回しもよく、ベンチ狙撃のサブアタッカーとして複数デッキへの採用も考えられそうです。
メガグソクムシャex
ワザ
とどめをさす — 60+ダメージ
相手のバトルポケモンにダメカンがのっているなら、160ダメージ追加。
ワザ
クワトロホールド — 160ダメージ
次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、にげられない。
ダメカンさえのっていれば草エネルギー1個で220ダメージという、コストパフォーマンスが凄まじいアタッカーです。HP340のメガシンカexなので簡単には倒されず、少ないエネルギーで殴り続けられるのが魅力です。
クワトロホールドで相手を逃げられなくして、次の番にとどめをさすという流れが自己完結しているのも優秀です。きぜつ時にサイドを3枚取られるメガシンカexルールだけは要注意ですが、「ダメカンをばらまくカード」と組み合わせたデッキが登場しそうです。
ノクタス
ワザ
ちょくげきだん
相手のポケモン1匹に、30ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
ワザ
パニッシュニードル — 10+ダメージ
相手の場の特性を持つポケモンの数×50ダメージ追加。
ちょくげきだんは無色1個で相手の好きなポケモンに30ダメージ。これでダメカンをのせておけば、メガグソクムシャexの「とどめをさす」が起動するので、同じ草タイプということもあり、セット採用が前提のようなデザインになっています。
パニッシュニードルも面白く、特性持ちのポケモンをずらっと並べる今の環境デッキ相手なら、意外な大ダメージが出る場面がありそうです。
ヨワシex
特性
オーシャンゲイン
このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。このポケモンのHPを「50」回復する。
ワザ
ハイドロスプラッシュ — 220ダメージ
たねポケモンでHP260、さらに毎ターン50回復と、とにかく場持ちに全振りした1枚です。ワンパンできない相手にとってはかなり厄介で、回復カードと組み合わせた耐久デッキの軸になれるポテンシャルがあります。
ハイドロスプラッシュは4エネ220とやや重めなので、エネルギー加速手段をどう確保するかが構築の課題になりそうです。後述の「伝説の海溝」「とくちゅうチョッキ」と同時収録されており、耐久コンセプトをパック内で組めるようになっています。
とくちゅうチョッキ
効果(ポケモンのどうぐ)
このカードをつけているポケモン(「メガシンカex」をのぞく)が、相手の「メガシンカex」から受けるワザのダメージは「-60」される。
メガシンカexが幅を利かせる今の環境に対する、わかりやすいメタカードです。ヨワシexにつければ「オーシャンゲインの回復50+軽減60」で毎ターン実質110ぶんの耐久になり、数字以上にしぶとくなります。
メガシンカex自身にはつけられない点には注意が必要ですが、非メガシンカ主体のデッキなら幅広く採用を検討できそうです。
伝説の海溝
効果(スタジアム・2枚1組)
2種類の「伝説の海溝」を組み合わせて、1枚のスタジアムとして場に出す。おたがいのポケモン全員は、HPを回復するとき、回復するHPが2倍になる。
「伝説の山頂」と同じく2枚1組のスタジアムです。回復量が2倍になるため、ヨワシexのオーシャンゲインは毎ターン100回復に化けます。回復系のカード全般とシナジーがあるので、耐久デッキの必須パーツになりそうです。
効果は「おたがい」に及ぶ点だけは注意が必要です。相手の回復も2倍になるため、ミラーや回復主体の相手には出すタイミングを考える必要があります。
ぼうけんのランタン
効果
山札から基本炎エネルギーと基本雷エネルギーをそれぞれ1枚ずつ選んで手札に加える。
炎と雷のエネルギーを1枚で両方持ってこられるグッズです。このデッキに限らず、2色のエネルギーを使うデッキなら汎用的に使えそうです。メガレックウザexデッキでは4枚入れて当然のカードになりそうです。
メガレックウザキャップ
ワザ
メガレックウザキャップがついている自分のポケモン全員に、山札から基本エネルギーを1枚ずつ付ける。そして山札を切る。
場のポケモン全員に一気にエネルギーを配れるので、うまく決まればメガレックウザexのダメージが一気に跳ね上がります。ただ、ワザとして使うので1ターン消費するのは痛いです。どこで切るかの判断が問われそうなカードです。
サポート・スタジアム
MCの盛り上げ(サポート)
山札から2枚引く。相手のサイドが3枚以下なら、さらに2枚引く。
終盤の追い上げ局面で4枚ドローできるサポート。サイド差をひっくり返す巻き返し力に期待できそうです。
ヒガナの信頼(サポート)
バトルポケモンをベンチのポケモンと入れ替え、エネルギーを1個移し替える。
エネルギーを1個引き継げるのが地味に便利で、メガレックウザexに貯めたエネルギーを無駄にせず前を入れ替えられます。逃げるコスト的にも助かる場面が多そうです。
伝説の山頂(スタジアム・2枚1組)
2種類を組み合わせてスタジアムとして場に出す。無色タイプのポケモンがダメージを受けたとき、相手が取るサイドが1枚少なくなる。
メガレックウザexは無色タイプなのでこのスタジアムの恩恵を直接受けられます。サイドを1枚多く要求できるのはかなり強力で、ゲームの長さが変わります。2枚1組という珍しい仕様ですが、それだけの見返りはありそうです。
まとめ
エネルギー加速(ぼうけんのランタン・メガレックウザキャップ)、デッキサーチ(ファイアローex)、サイド耐久(伝説の山頂)と、メガレックウザexデッキの骨格がパック内だけでほぼ揃っているのが印象的です。さらにメガカラマネロex+ヤミラミの悪タイプ軸、メガグソクムシャex+ノクタスの草タイプ軸、ヨワシex+伝説の海溝の耐久軸と、1パックから複数の異なるコンセプトのデッキが生まれる構成になっています。
ファイアローexやぼうけんのランタン、とくちゅうチョッキのようにデッキを選ばず採用できそうなカードも多く、対戦環境がどう動くか楽しみです。
